循環する論理

循環する論理

北朝鮮の要望は,体制の保証=金王朝の永続支配であったと理解しています。

北朝鮮は,この目的を維持するために核とミサイルを開発してきた。

これに対し,米国の要望は,核の放棄(段階的か否かはともかく)であったと理解しています。

そうすると米朝対談とは,金王朝の存続という要望と,これを実効的に裏付けるはずの軍備=核の放棄という相反する無限ループに陥りそうです。

解決枝があるとするならば,かつて70年ほど前にソビエトの大尉・金日成北朝鮮解放の英雄であるとでっち上げたのと類似する手法でしょう。

真夏の空想ですが,無限ループを解消するにはクーデターがあり得る。

金王朝は,早晩,内部崩壊すると思われるが,これを加速するため,北朝鮮革命のリーダー朴大将をでっち上げて,軍事援助すれば足りるなどと夢想する者が出没しないとも限りません。