防衛予算

北朝鮮に対抗して,迎撃ミサイルの改修などにかかる費用を盛るのに加え,新型の潜水艦を建造するなどして,今年度の当初予算の5兆541億円を上回る規模とする。

TITLE:防衛費,過去最大の5.1兆円前後に 17年度予算案:朝日新聞デジタル

URL:http://digital.asahi.com/articles/ASJD95KGNJD9ULFA03M.html?iref=comtop_8_05

これまで,北朝鮮から発射されたミサイルが,日本の排他的経済水域EEZ)内に落下したのは,日本列島を越えて三陸沖に落下したことと,男鹿半島沖に落下したことの2回があるようです。

いずれの場合も,我が国の迎撃ミサイルシステムが機能したとは聞いておりません。

それに軍事は,まさに盾と矛の関係にあります。

北朝鮮のミサイル開発に対応して迎撃システムを開発しようとしてもキリがない。

なにより,我々が政府に委託したのは,軍事ではなく外交によって平和・秩序を維持することです。

軍事は馬鹿にでも出来るのであり,利口者にしか平和は維持出来ません。

拉致問題をはじめ北朝鮮との間には解決するべき問題が山積しているというのに,外交の痕跡が見えてこない。

外交が水面下で行われる性質のものであることは承知しているものの,横田夫妻始め高齢であり,残された時間は少ない。

役に立たない迎撃ミサイルに金をかけるくらいなら,その金を経済協力等々に回す方がより賢明な金の使い方ではないか,などと考えております。