Post-Truthの時代

Post-Truthの時代

英オックスフォード大出版局は16日,今年注目を集めた英単語として「客観的な事実や真実が重視されない時代」を意味する形容詞「ポスト真実」(POST-TRUTH)を選んだと明らかにした。英国の欧州連合(EU)離脱を巡る国民投票や,トランプ氏が勝利した米大統領選の選挙運動の過程で使用頻度が急増したという。

TITLE:今年の英単語は「ポスト真実」(POST-TRUTH) 英オックスフォード大が選出 - 産経ニュース

URL:http://www.sankei.com/life/news/161117/lif1611170035-n1.html

あれ,なんか変だな?

大東亜共栄圏を目指し,大本営発表を信じたあの時代は,何だったのだろう。

「大きいことはいいことだ。」というスローガンの下に経済発展を目指したあの時代は一体何だったのだろう。

我々は,事実の世界(ザイン・存在)に生きているはずなのだが,感情の世界(ゾルレン・存在すべきことあるいはパトス)からの影響を受けなかった時代など,これまでにあったのだろうか?