葬式仏教

冠婚葬祭の中でも通夜・葬儀は参列が欠かせない。

①仕事が忙しいであるとか,②遠距離であるなどの抗弁は,通常通用しない。

結婚式のように2か月前に招待状と出欠通知を出すように案内してくれるシステムであれば良いのだが,葬儀は突如訪れる。

私の実家は,浄土真宗大谷派であるので,「南無阿弥陀仏」と静かに読経され,時々,鈴が鳴らされる程度であるから,心静かにお経に聞き入ることが出来る。

眠っても良いのであり,これを法悦の境(エクスタシー)という・・・私の独自説のでご注意下さい。

これが日蓮宗となると,「南無妙法蓮華経」となり,ポクポクと木魚がリズムを刻む。

さらに曹洞宗では,般若心経など無数のお経がある。先日は,ボーカル3名,パーカッション5名という賑やかなお経であった。

引導を渡すために気合いを入れるようだが,宗派によってだいぶ違うようだし,お寺さんによっても違うようである。

・・・以上,全てが,私の独自説ですので,ご注意下さい。

もっと正直に述べると,仏教と葬式など無縁であり,死骸は洞窟にでも放置すれば良いなどとの考えもあるようです。