ティラピア

真面目に聖書を読んでいると疲れるので,少し息抜きをしたい。

ガリラヤ湖で採れた魚は,ティラピアである。

日本でも淡白な肉質が喜ばれて輸入されてきたが,鯛の養殖が盛んになった。

鯛もどきのティラピアよりも,養殖鯛が安価となり,最近ではすっかり見かけなくなった。

スズメダイとも呼ばれるこの魚とパンを,4,000人分あるいは5,000人分にちぎり分けて皆が満腹したなどと愉快な奇跡物語が残っている。

もっとも,この魚のカタチが,隠れクリスチャンの暗号(イクツッス)だった時代もあるようである。