トーチカ跡

青戸基地トーチカ跡(素人の仮説)

トーチカと聞くと,地上戦を連想する。

青戸基地を検索すると,知覧特攻基地が手狭になったために,青戸基地の建設に着手したが,空襲により爆破されて,未完のまま敗戦を迎えたとある。

不思議である。空襲に対しては,高射砲を連想する。

地上戦用のトーチカを何故建設しようとしたのか説明がつかない。

地上戦であれば,米軍の上陸作戦に備えてではなかろうか。

吹上浜上陸作戦に備えて,隣接する青戸基地にトーチカを設けたのではなかろうか。

鹿屋基地襲撃のために,志布志湾上陸作戦を計画したのと同様に,米軍は,鹿屋特攻基地襲撃を計画したのではなかろうか。

鹿屋特攻基地防御のために,トーチカを建設したとするならば,合理的な建設だと思う。

これはあくまで全て私の主観的思い込みです。

しかも,大本営が情勢分析をして,合理的行動に及んだとは思えない。

合理的行動あるいは合理性とは何か。

1)土俵から足が踏み出したならば,敗北である。

2)「田舎のおっかさんが,急病だ。」と聞いて,勝ちを譲る。

3)この一戦に敗れると,平幕転落だと聞いて,勝ちを譲る。

相撲の美学を,どのラインで見いだすかは,人それぞれでしょう。

神代の美学を,どこに見いだすかだと思います。

合理的行動であると,我々が考えているのは,いかなるラインなのか,このトーチカ跡を見ながら考えました。