チューリップバブル
蘭学事終わり
江戸期における洋学は,蘭学に限られていました。
その背景には,幕府内部事情に加えて,オランダやスペインによる大航海時代があります。
ところが,オランダは勝手にずっこけてしまいました。
チューリップバブルです。
皆がこぞってチューリップを買い求めましたが,所詮は観葉植物であり,ずっこけるのは当たり前です。
オランダは,イギリス・東インド会社の設立から間もなく,オランダ・東インド会社を設立する国力を有していたのですが,チューリップに眼がくらんだようです。
他方,イギリスは,産業革命によって巨万の富をしとめました。
歴史的教訓として,土地バブル然り,バブルというブームは,うつつかの夢であり,他人の言説に左右されないことでしょう。
もうひとつは,産業革命の如く,足元の技術を見据えて見直すことであろうかと考えております。