過熱報道

過熱報道はえん罪の温床

私は,三ヶ月前に優しかった夫を亡くしました。

夫は,私のために生命保険金を残してくれました。

ところが二ヶ月前のことです。

保険会社が,保険金を支払いたくないと考えたために相違ありません。

保険会社が警察に不審死だと密告し,私は事情聴取を受けました。

たとえ事情聴取を受けている身だとはいえ,優しかった夫の思い出を忘れ去ることなど出来ません。

夫の面影を忘れ去るため,つまり夫とは違う包容力のある男性を求めるために,結婚相談所に登録しました。

逮捕された後になって,このことが広く報道されています。

でも,私は死別した夫を忘れ去るために,任意事情聴取中でも結婚相手を求めたのです。

夫を殺害していないからこそ,警察の事情聴取をおそれることなく,新たな配偶者を捜し求めたのです。

本件がどうかは知りませんが,過熱報道は,えん罪を招きかねないなと思っています。

TITLE:青酸入手ルートが焦点に 京都不審死、逮捕から1週間:朝日新聞デジタル

DATE:2014年11月26日(水)

URL:http://www.asahi.com/articles/ASGCV04PSGCTPTIL013.html?iref=comtop_6_01