受刑者のおせち料理代
「刑務所に戻りたい」出所半日、学校のガラス割った疑い:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASGCS30T8GCSUOHB002.html?iref=comtop_6_05
年末になると,コソ泥や無銭飲食をして刑務所に帰りたいという志願者が増加します。
なにしろ刑務所では,おせち料理も出ますから,寒い夜空で凍えるよりマシだと考えるのでしょう。
ところで受刑者には,どれくらいの国家予算がかけられているのでしょうか。
刑務所に収容されている人ひとり当たりの年間経費がわかる資料はあるか。 | レファレンス協同データベース
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000150029
によると一日一人あたり1,300円強という数字や年間300万円という数字など大幅に異なる金額に出くわします。
法務省:平成26年度予算
http://www.moj.go.jp/kaikei/bunsho/kaikei02_00034.html
によれば検察予算86億円・矯正予算70億円の合計156億円となります。
この金額を
平成25年版 犯罪白書
http://hakusyo1.moj.go.jp/jp/60/nfm/mokuji.html
による収容人員6万7,000人で割り算すれば良さそうですが,警察予算やら考慮するとはるかに膨大な金額となりそうです。
受刑者のおせち料理代に,我々の税金が使われていることを,どう評価するかは人それぞれでしょう。